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それでは早速本題に移りましょう!
天皇賞(春)概要
今年で第168回を迎えるという日本有数の歴史あるレース「天皇賞(春)」
京都競馬場の3,200mという日本で開催されるG1レースにおいては最長となることから、「長距離王決定戦」と呼ばれることもしばしば。
昨年の2023年から、改装が終了した新装京都競馬場での開催に戻っているが、2021年・2022年は阪神競馬場での開催となっていることから、当該2年のデータは参考外とされることも多いですね。
2023年はC.ルメール騎手騎乗のジャスティンパレスが制覇しました。
2024年においても各方面からスタミナ自慢と呼ばれる馬が集結を果たしておりますので、そんな今年の出走予定有力馬を想定人気順(netkeiba参照)に紹介していきます!
2024年天皇賞(春)出走予定有力馬解説
1番人気想定:ドゥレッツァ(戸崎)牡4 想定オッズ:3.0倍
ドゥレッツァ (Durezza) | 競走馬データ – netkeiba
- 父:ドゥラメンテ 母:モアザンセイクリッド 母父:More Than Ready
- 馬主:キャロットファーム
- 生産者:ノーザンファーム
- 前走:24年金鯱賞(G2) 2着
- 主な勝ち鞍:23年菊花賞(G1)
昨年の菊花賞馬。
前走はG2金鯱賞にて勝ち馬のプログノーシスに0.8秒差をつけられ2着。
勝ち馬は伸びる内を選択したとはいえ少し負けすぎな印象は受けました。
あまり強くないと言われる現4歳牡馬世代の将軍格として意地を見せてほしい所です。
2番人気想定:テーオーロイヤル(菱田)牡6 想定オッズ:5.2倍
テーオーロイヤル (T O Royal) | 競走馬データ – netkeiba
- 父:リオンディーズ 母:メイショウオウヒ 母父:マンハッタンカフェ
- 馬主:小笹公也
- 生産者:三嶋牧場
- 前走:24年阪神大賞典(G2) 1着
- 主な勝ち鞍:22年/24年ダイヤモンドS(G3) 24年阪神大賞典(G2)
現役世代の現長距離王者といっても過言ではないであろうテーオーロイヤル。
6歳になった24年に重賞を2勝と、ここにきて更なる充実期に入った印象です。
人馬ともに初のG1制覇がかかる舞台とはなりますが、王者の貫禄を見せつけてほしいですね!
ちなみにテーオーロイヤル×菱田騎手のタッグが好きなのは私だけではないはず。
3番人気想定:タスティエーラ(J.モレイラ)牡4 想定オッズ:6.2倍
タスティエーラ (Tastiera) | 競走馬データ – netkeiba
- 父:サトノクラウン 母:パルティトゥーラ 母父:マンハッタンカフェ
- 馬主:キャロットファーム
- 生産者:ノーザンファーム
- 前走:24年大阪杯(G1) 11着
- 主な勝ち鞍:23年東京優駿(G1)
現4歳世代のダービー馬。
個人的にはサトノクラウン産駒が馬場高速化の進む東京競馬場でここまで速くダービーを制覇したことに衝撃を受けたのを記憶しています。
ただその後の菊花賞は今回のレースにて1番人気想定のドゥレッツァに0.6秒差をつけられ2着、その後の有馬記念では6着、大阪杯では11着と振るっていない。
どのレースでも0.6秒以上の着差をつけられ負けているのが少し気がかりではあるが、鞍上がJ.モレイラに戻ることからも不気味な存在であることには変わりないですね。
モレイラは先々週の皐月賞でも人気薄のコスモキュランダを2着に好走させていましたので…こわい!!
4番人気想定:サリエラ(武豊)牝5 想定オッズ:9.0倍
サリエラ (Saliera) | 競走馬データ – netkeiba
- 父:ディープインパクト 母:サロミナ 母父:Lomitas
- 馬主:シルクレーシング
- 生産者:ノーザンファーム
- 前走:24年ダイヤモンドS(G3) 2着
- 主な勝ち鞍:23年白富士S(L)
サラキア・サリオス等、数々の名馬を輩出したサロミナを母に持つ。
重厚な独血統らしくスタミナ勝負には強く、優れた瞬発力も兼ね備えている。
前走ダイヤモンドSでは中団前で先行し、ラスト3Fは33.9秒の瞬発力を見せていることからも3,000m以上のレースへの適正も申し分ないように感じる。
また鞍上には天皇賞(春)を8勝している武豊を手配。「長距離は騎手で買え」という格言があるほど、3,000m以上のレースでは騎手の手腕が重要になってくるため、重賞勝利実績はありませんが、不用意な軽視は禁物かもしれないですね!
ここまで想定単勝オッズ10倍以下の出走予定馬を紹介させていただきました。
展開予想とそれに伴う最終予想、買い目等は枠順確定後に発表させていただきます!
個人的な印象ですが、今年の天皇賞(春)は「4歳世代の取捨」が例年にも増して重要になってきそうですね。
当日が楽しみです!!!
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